つんつる喫茶
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6月13日 [金] 19:02
インド人の取扱説明書8
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今回は「日本企業は本当にインドに進出する必要があるか」ということと「インド人との関わり方」について書いてみようと思います。過去記事とかぶっている内容もあります。

どうしてインドに進出するのか
インドに進出しようとしている日本企業は結構ありますが、下手をすると日本国内で業務を完結するよりも高くつきます。したがって、インドに進出する場合、

・インド人にやらせようとしていることはインド人でなければ不可能か?
・必要なものはインドでしか手に入らないものか?
・日本側とのコミュニケーションは「本当に」ちゃんと取れるか?
・日本とインドの違いを考慮した業務ができるか?
・インドに駐在員を置く場合、日本とは大きく違う条件に駐在員は耐えられるか?
・予測不可能な事態に臨機応変に対応するだけのスペックが自社にあるか?

というような諸々の事項をまず考慮する必要があります。また、インド進出する日本企業には経営・戦略が脆弱な企業が多いのか、インドに進出した企業ではインド駐在の社員が日本側の無知なお花畑上司とインドの現地人員の両方に振り回され怒り狂うといった事例が後を絶ちません。つんつるの上司もひどかった・・・。インドの現場や事情を知らない日本側からの無理な要求に、インド駐在員の間では「OKY」(「お前・来て・やってみろ」の頭文字)が合い言葉のようになっています。日本側は駐在日本人としか直接関わらないことも多いため、インド人の研修だけでなく、日本側の人員自身が研修を受け、インドでは日本なら有り得ないトラブルが次々に襲来することを知っておくべきです。また駐在員とは密に連絡を取り状況を報告し合い、インド側で何が可能で何が難しいかを把握しておく必要があるでしょう。

インド側では概ねこのようなことが頻繁に起こっています(予測不可能な事態が発生し中断される場合があります)。
1.本社がインド側の現実にそぐわないお花畑要求→2.インド人仕事しないしミスる→3.駐在員チェック→4.インド人できてない→5.催促・修正指示→6.インド人またミスるか放置→7.駐在員キレる→8.いんどじんうそつかない→9.2.から8.までのプロセスのループ→10.期日に間に合わない→11.本社が駐在員を責める→10.駐在員発狂OKY→11.ここまでのプロセスのループ

インド人に対してはどうすればいいか
まず、一流の日本人と一流のインド人の間のビジネスであればそれほど大きな問題はないでしょう。その場合はむしろインフラや第三者といった外部要因の方が問題となります。しかしそうでない場合は基本的にインド及びインド人とは距離を置く方が得策です。どうしてもインド進出が必要な場合はそれなりの準備と覚悟が必要です。また、相手が一流に見えても見た目だけだったとか礼儀・マナーがなってなかったという場合があり、そういう人たちとビジネスをするとトラブルになるので注意しましょう。

一流以外の人材が関わっている場合、シリーズの過去記事を参照すればお分かり頂けるように、インド人とは同じ言葉を話せてもコミュニケーション自体が難しい場合が多々あります。相手と(大体)同じ言葉が話せないというのは論外です。インド人は「インドの(旧)宗主国様のエリート言語」である英語が話せないと見下してきます(インド人の多くはアジアには英語が必須の高級言語とされていない国もあるということが分かりません)。また、同じ言葉が話せても、コミュニケーションが相手と相互のものであるという自覚はもとより、コミュニケーションという概念自体が薄く、ひたすら一方通行のインド人は多いです。インド人が喋りすぎてどうしようもないときは「今は私が喋っているのにどうして遮るのか」などと言って静かにしてもらいましょう。相手が集中力や理解力に乏しい場合は何度も繰り返して伝える必要がありますが、あまり極端だと意思疎通ができないので諦める(関わるのをやめる)しかありません。

また、言い訳を許すとしょうもない言い訳が止めどなく溢れ出てくるので、彼らが指示通り動かなかったとしても原則として彼らの選択した行動の理由を尋ねてはいけません。特に同情しやすい人は言い訳に乗せられないよう注意が必要です。彼らの言い訳には、相手に喋る隙を与えないことで相手や成り行きを都合のいいように操作して責任追及を強引にかわすという目的もあります。「言い訳は彼ら流のマナー」と言う日本人もいますが、インド人同士ですら、収拾がつかなくなるのでその場では追求しないだけで、結局は相手の言い訳について愚痴ったりしているので「彼ら流のマナー」だとは思えません。彼らは例え自分が悪くても(といってもまさか自分が悪いとは思ってもみない人が多いですが)、弱みを見せると相手のいいようにされると思っているので簡単には間違いを認めない人が多く、痛い所を突かれると余計に言い訳攻撃が激しくなったりします。基本的に、平均的なインド人部下とはあまり「やりとり」をしようとしてはいけません。しようとしても成立しないことが多いでしょう(やりとりが普通に成立するのは一流のインド人だけです)。インド人がやるように、こちらの用件だけを押し付け相手には自己主張の隙を与えない(相手がこちらの言う通りにせざるを得ない)というやり方が一番しっくり来る気がします。ですがプライドが傷つくと彼らはすぐに拗ねるので上手く機嫌を取りつつやりましょう。

「何かができなかったことに対しての理由」は尋ねてはいけませんが、「何かができると思う理由」は積極的に尋ねましょう。なぜなら口ではいくら返事が良くても、実際その作業を任せてみると考えが足りず期限までに全然間に合ってなかったりするからです。できると言うのであれば、その根拠が示せなくてはいけません。ここでその根拠が欠けていたり、大雑把すぎたり嘘だったりするのは論外です。場合によっては、具体的にどうやってそれを実行するつもりなのか、目的達成のために何をしなければならず、それにはどれくらいかかるのかといったことを相手と一緒に考えてあげましょう。それを繰り返すうちに相手も考え方の手順を覚えて、いろいろなことを考慮してから物事を判断できるようになるでしょう。ほんの少しなら。

インド人のパフォーマンスが低い場合、相手のインド人のスペック・姿勢だけでなく、こちらの指示の仕方がまずくなかったか顧みる必要があります。日本人は相手が情報を補ってくれることを勝手に期待して、主語のない文を口から吐き出したり、定義の曖昧なぼんやりとした内容の漠然とした指示を出したり、他人のことを思い遣っているそぶりを見せる割には気が利かない傾向があります。相手は自分ではありませんし、ましてや日本人とは全然違う世界の人間です。見えている世界も違います。自分に分かっていることが相手には分かっていないことがあるということを意識し、きちんと伝える努力をして説明責任を果たしましょう。

注意されても行動や態度を改めないインド人部下や手に負えないインド人上司には、強めに出て圧力をかける方法が効果的です。怒鳴りつけても部下はソーリーソーリーと上辺だけの謝罪をするか言い訳を捲し立てるか、あるいは怖がって顔を背け、貴方が目の前にいないふりをするだけですし、相手がこちらと対等以上の立場の場合は聞き入れられない可能性も高いです。インド人を1人にして、こちらが複数人数で詰め寄って上から目線で心理的圧力をかけるのが最も効果的です。周りにいる人もこちら側に賛同している必要があります。相手が「まだ優位に立てるチャンスがある」と思っている限り、こちらの言うことは聞きません。また、甘えることに慣れているインド人には、熱血よりも突き放すような態度が効き目があります。これと上から目線、集団戦法を組み合わせると良いでしょう。

またインド人に対しては締め切りをものすごく早く設定する必要があります。締め切りを守らない人も多く、またミスが多いためその修正に時間をかける必要があるからです。本当の締め切り日は明かさないようにし、態度にも出さないようにしましょう。

インド人は物忘れというか記憶喪失が激しい上にメモや記録を取らない人が多いです。自己管理能力については徹底的に研修するか、あるいは日本人がお母さんのように毎回いちいち指示してあげましょう。

インド人はそもそもやる気のない人や無理をしない人が多いのでちょっとしたことでモチベーションをなくし、また気が変わりやすいです。必要に応じておだててプライドをくすぐったり困っているそぶりを見せて情に訴えたりしてみましょう(複雑な日本人よりある意味扱いやすいかもしれません)。また、マメに「ごほうび」を与えてモチベーションの維持を図ることも必要かもしれません。ただし、やりすぎるとそのうち「ごほうびが少ない」と文句を言い始めます。

ちゃんとやっているインド人もいることにはいますが、仕事をしないインド人や行動・態度が改善されないインド人はどんどんクビにしましょう。人員が足りなくなることを心配する人もいますが、そういう社員は業務上いないのと同じかそれより悪いので、企業にとっては割に合いません。インドで大切なことの1つは「斬捨御免」精神です。ただ、インドのワークカルチャーは流動的なので、平社員レベルならクビにしなくてもどんどん辞めていきます・・・。収入アップするには、自分がスキルを磨いたり業績を上げたりするより最初から条件のいい会社を探す方が楽で手っ取り早いと考えているからです(社内政治などもあるのでそうせざるを得ない節もあります)。そうするとまた新しい人を雇って研修し直さないといけません。苦労して研修してやっと仕事を覚えた人がまたどんどん去っていくので、同じことの繰り返しです。さらに、人員を募集すると応募者の大部分が話にならないレベルだったなんていうこともざらですし、かなり盛った履歴書もよくあります。

仕事ができるかどうかは1つの尺度にすぎず、仕事ができないことがいいか悪いかはまた別の話です。それに働かないことが悪いと言える理由もありません。しかし、仕事をする以上、仕事ができないのでは仕事になりません。精神的・物理的な利害関係のない付き合いなら良い友人になれる人もいますが、対社会的なこととなるとなぜか無粋で「危険な未知の場所から食べられるものを急いで盗んできてはねぐらに隠れて食べる動物」風に行動するというのが平均的インド人です。

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