つんつる喫茶
ツンツンでもツンデレでもないツンツルです。

応援クリックお願いします。
にほんブログ村 ニュースブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 外国語ブログへ
にほんブログ村
10月7日 [火] 04:17
同性結婚に賛成?反対?
引っ越しました。新サイトはこちら

ここしばらく、西欧や北米を中心に同性愛者の権利についての話題が多くなっています。ロシアなどで政府が反同性愛の対応をとったこともその一因になっています。同時に、同性婚を認めようという動きも増えてきました。日本ではどうでしょうか。

つんつるは同性婚については基本的に賛成です。合法化することで誰かがとりたてて困るわけでもないですし、皆税金を払っている以上、公平に扱われるべきだと思うからです。現状では同性カップルは法的には赤の他人扱いになるため、片方が亡くなってもパートナーに遺産相続できなかったり、片方が入院したときパートナーが面会できなかったりするそうです。日本では異性カップルの場合は2人が赤の他人でないことを法的に証明することができますが、同性カップルの場合はそれが難しく、法的には他人同士になってしまうのが現状です。同性婚を合法化することに対して、日本では無知蒙昧な人々による反対の声も聞かれます。ネットでは次のような反対理由が多いようですが、これらは正しくないのでなぜ間違っているか書いておきます。

①ゲイは気持ち悪いから、変態だから駄目
とても多い意見ですが、これは気持ち悪いと思う人の気分の問題であって、同性婚そのものがいけない理由にはなっていません。変態云々も同じです。例えば納豆が好きな人と嫌いな人がいて、両者の納豆に対する見方は違っていても、納豆自体は単なる納豆でしかないことと同じです。第一、「同性愛者が気持ち悪い人たちである」とか「変態である」ということが本当かどうか分かりませんし、証明することもできません。「ブサイクだから駄目」とか「ムカつくから駄目」みたいなはっきりしない気紛れな意見の類です。こういう理由で何かに反対する人は自分と自分以外の区別がうまくつけられないようです。

②少子化が進むから駄目
これを反対理由として挙げる人のロジックは「同性婚を認めると同性愛に走る人が増えて異性愛者が減って子供ができないので人口が減る」というもののようですが、考えてもみてください。異性愛者の人に「明日から同性愛しか認めません」と言ったとします。言われた通り同性愛者になれる人はそうそう滅多にいないはずです。なぜなら元々その素質をもっていないからです(注:「同性愛」と「同性との性的行為」は違います)。何か人為的に操作しない限り、反対派の主張するようなことが起こる可能性は限りなく低いです。また、同性愛者の割合は人口の2〜3%程度と言われているそうですが、仮にその人たちが全員異性と結婚して異性愛者と同じ程度に子供をもうけたとしても、一体どれほどになるんでしょうか。それよりも、異性愛者・同性愛者を問わず、日本の若い世代を取り巻く状況が厳しくなっていて、結婚や育児をする余裕をもてない人が多いことの方がずっと問題で、その方がずっと人口が減ります。それに、頑張って子作りに励んでも生まれてきた子供が大きくなって子供を作れるとは限りません。あくまでも人口が減ることが悪いことであるという前提での話ですが。この理由を挙げて反対する人は元々同性愛の素質があって、それを認めたくない人なのかも・・・。

③同性婚を利用した犯罪が起こるから駄目
同性婚を利用した犯罪があるとすれば、「カップルでない人たちがカップルになりすましてなんらかの不正な利益を得る」というものが考えられますが、これは異性婚であっても既に各国で前例のある話なので、「同性婚だから起こる問題」とは言えません。なのでこれ自体は同性婚を否定する理由にはなりません。それに、今の異性婚のみ認められているシステムでは同性愛者が異性愛者になりすまして不正に利益を得ることだってあるはずです。それなら同性婚やそれに準じる制度を整備したほうが、同性愛者が異性愛者になりすましてまで偽装結婚する必要がなくなっていいんじゃないでしょうか。

④ゲイは劣等だから駄目
劣等だということはどうすれば分かるんでしょうか。仮にそうだったとして、同性婚の是非と何の関係があるんでしょうか。これは反対する理由になっていません。

⑤単なる趣味なのにそんなのはわがまま・甘え
同性愛そのものは趣味ではなく生まれ持ったものであることがはっきり分かっていますし、ゲイやレズビアンの人もそう言っています。なろうと思ってなれるものではありません。異性愛者の人は趣味で同性愛者になれますか?それと同じです。ただ、自分は異性愛者だと思い込んでいた人が大人になってから、何かのきっかけで潜在的に生まれ持っていた同性愛傾向に突然気付くというケースも稀にあるようです。

⑥病気なんだから同性婚より治療・矯正を優先すべき
現在、同性愛は病気とはみなされていません。国連の世界保健機関(WHO)も治療の必要な病気ではないとしています(信じられない人はググれよください)。治療も矯正も必要ありませんし、異性愛者に「明日から同性愛者になれ」と言ってもそうはいかないのと同じように、同性愛者を異性愛者にするのはほぼ不可能です。異性も同性もOKな人やどちらも駄目な人を異性愛者にするのも無理です。

⑦自然の摂理に反するから駄目
反していません。それどころか、人間以外の動物でも同性愛がみられます。人間も自然の産物なので、本当に自然の摂理に反しているのなら同性愛者は存在すらしていないはずです。それが存在しているということは自然の摂理には矛盾していないということです。また、もし人間が自然の産物でないというのなら、「自然の摂理」に合っているかを問うこと自体がナンセンスです。それに、この理由で反対する人は「自然の摂理」が何なのかは具体的に述べません。まあ、彼らよりもずっと優秀な科学者たちが日々研究を重ねても自然の摂理の全貌はまだまだ明らかになっていないので、具体的に述べて反対するなんて彼らには無理でしょうけど・・・。

⑧日本国憲法で許可されていないから駄目
日本国憲法の条文の「両性」という言い回しがネックになっているようですが、この条文は家制度に縛られない結婚を可能にするためのもので、同性婚はもちろん異性婚という概念すらなかった時代にできたものです。この条文では同性婚は想定すらされていないので、特に禁止されているわけではありません。誰も想定していないものは禁止のしようがありませんし、条文に「禁止する」と書かれているわけでもありません。憲法が障害になって法改正ができないというのなら、形式的には結婚でない「パートナー制度」を作ってその中身を結婚と同様のものにすればいいと思いますが・・・。

日本では元々、同性愛を良いか悪いかで裁く習慣がなく、キリスト教世界の影響を受けるまでは誰も大して気にしていなかったそうです。というか、異性愛と同性愛をあまり区別していなかったそうで、昔は「男夫婦」なるものも存在したようです。そうなると今まで「同性愛は悪!」と言って世界に悪影響を与えていたのに突然掌を返すように「同性愛者に権利を!」と叫んでいる欧米キリスト教徒たちは一体何なんだ!という話になりますが・・・。ちなみに、性的な指向には次の組み合わせがあるそうです:

異性○、同性×・・・異性愛者(ヘテロセクシュアル)
異性○、同性○・・・両性愛者(バイセクシュアル)
異性×、同性○・・・同性愛者(ホモセクシュアルorゲイ・レズビアン)
異性×、同性×・・・無性愛者(アセクシュアル)

そもそも、こんなものは認める・認めないではなく元々保証されているべきもので(なぜかは各自ググってね)、こんなことでウダウダ言っていること自体が変です。ここでは同性婚を取り上げていますが、これって別に同性婚に限った話ではなく、もっと身近な、「皆を公平に扱いましょう」というだけの話です。こういうことを上に書いたような理由で反対している人はちょっとおつむが足りないと思われるので、もっと思考力をつけて、変な輩に騙されないように気をつけてくださいね。
モバイル版GoogleSitemap管理ページ
QLOOK BLOG