つんつる喫茶
ツンツンでもツンデレでもないツンツルです。

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今回はインドの主な宗教について解説してみます。全部ではありませんが。

・ヒンドゥー教
インドでは最もメジャーな宗教ですが、カーストを生み出したり、他の宗教を尊重しなかったりと悪名高い宗教でもあります。宗教というよりは支配システムと一体となったものです。同じヒンドゥー教と呼ばれる宗教でも,北インドと南インドではかなり違うようです。特に北インドのヒンドゥー教徒は牛に非常な思い入れがあります。また菜食主義者も多いですが、北インドのヒンドゥー教徒はダブルスタンダードというか、都合のいいときだけ菜食主義の節があります。またヒンドゥー教の祭りや儀式は何かと派手です。低いカーストに生まれた人が嫌になってキリスト教や仏教に改宗しようとすると、「キリストや仏陀は悪い心をもつ者を引っ掛けるためのシヴァ神の化身である」と説き、改宗させないようにしたりするようです。というか低いカーストの人たちは元々ブラフミンを中心とする勢力に破れた非征服民だったりするんですが。

・ジャイナ教
元はヒンドゥー教の商人カーストの信仰から派生したものです。殺生に関してうるさく、インドで菜食主義を最初に始めたといわれ(恐らく後になってヒンドゥー教徒が真似した)、またデフォルトで菜食主義です。信心深い人は白装束にマスクをし、ほうきを持っています。ヒンドゥー教徒の菜食主義者が他人にも菜食主義を押し付けるのに対し、ジャイナ教徒の方は「内々のしきたりは内々で」という感じです。つんつるはジャイナ教徒のドクターにお世話になりましたが、自分は菜食主義なのに、患者には卵や肉を食べるよう勧めていましたw

・シーク教
日本でもお馴染みのターバンを巻く宗教ですが、シーク教徒の人口はインドでも2%程度だそうです。その殆どは北西部に住む民族で、戦士として知られるパンジャビです(西から侵略者が来たときは彼らが戦っていました)。ターバンは男性が巻きますが、元々は同じ志をもつ仲間を識別し、また士気を高めるためのものでした。元々ターバンの下は髪を切らず長いままで、週に1回程度洗いますが、やっぱり臭うらしく彼女ができなかったりするそうです。最近は好きな髪型にしてターバンを巻かない人や正装のときだけ巻く人もいます。多種多様な宗派があり、戦闘に特化した一派の偉い人にはターバンを巻きすぎてコンクリートミキサーみたいな頭になっている人もいます。神の前では皆平等ということになっていますが、実際はカーストというかランク分けが存在します。食べ物の制限はないという人と、菜食主義だと主張する人がいてよく分かりません。他宗教との融和というポリシーがあるようで、ヒンドゥー教などの祭りを一緒に祝ったりもしますが、ヒンドゥー側からは無視されていることが多いです。群青色と山吹色の組み合わせがシーク教のシンボルカラーです。仏教と同じく、元々はヒンドゥー教へのアンチテーゼとして生まれました。

・仏教
仏教はインドではイスラム教徒やヒンドゥー教徒からの弾圧を受けて絶滅危惧種となり、現在ではインド以外で盛んです。ヒンドゥー教へのアンチテーゼであり、元々は哲学に近いものです。日本の分かりやすい「ナンマンダー仏教」とは大きく異なります。仏教生誕の地ブッダガヤには毎年多くの仏教徒が訪れます。ブッダガヤのあるビハールはかつてとても栄えた場所でしたが、今ではインド最貧州の1つに落ちぶれてしまいました。最近ではチベット仏教を信仰するチベットからの亡命者により仏教文化が逆輸入されています。ダライラマがインドに亡命したことにより、チベット仏教の拠点にもなっています。
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