つんつる喫茶
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3月10日 [土] 04:38
インド人の取扱説明書1
引っ越しました。新サイトはこちら

先日インドのニュースをご紹介しました。日本企業にはインド人に手を焼いている方も多数いらっしゃるようなので、つんつるがインド滞在で体得したインド人の扱い方を載せておきます。かなり辛口ですがご了承下さい。飽くまでもつんつるの周りの環境をもとにしているので、「違うんじゃないの?」という方もいらっしゃるかもしれませんが。なぜかインド人と関わる機会が多いです。幸いつんつるはインド人の中では変人の友人に恵まれました(変人の中の変人はまとも)。単につんつるが変わり者なだけかもしれませんが。ちなみにインド人は地方や階層によって性格が違い、一言では言い表しづらい国民ですが、共通の傾向はあります。


1. 所謂「インド人らしい」インド人について(一部重複する部分あり)

・せっかちでのんびり
・融通がきくことも
・無責任(都合の悪いことは全て他人のせい)
・口はあるけど耳はない
・雑でいい加減(大らかでもある)
・甘ちゃんで根性なし
・我が侭
・自分(と家族)さえ良ければいい
・子供じみている
・図々しい(物怖じしない?)
・面の皮が厚い
・メモや記録を取らない
・息をするように嘘をつく人も
・都合の悪いことはスルー
・目の前のことと向き合いたくないときはヘラヘラ笑ってまともに取り合おうとしない(精神が弱い)
・現実逃避が凄い(精神が弱い)
・他人に利益を取られないか1日24時間ず〜っと不安
・不安が先行し、何事においても自分の順番を待たない
・待つのは嫌いだが待たせるのは平気
・他人を利用し踏み台にする
・1秒で終わる簡単なことを自分でやらず、すぐに他人を使おうとする
・人の話を平気で遮り、自分だけ喋り続けて他人に喋らせない
・目先の利益に囚われる
・いつもお金を追い回している(他のことはそっちのけ)
・金払いが悪い
・権威主義の権化
・自分と他人の区別がつかない
・困って途方に暮れている人には割と親切(あまりお金のない低〜中層)
・寂しがり屋(ベッタリした人間関係を好み、故郷では毎日取っ替え引っ替え友人と会って過ごすため、先進国で一人暮らししたりするとすぐにホームシックに)
・毎日お母さんに電話する
・男性はどこでも立ちション
・運転中、赤信号にクラクションを鳴らす
・歩行者がいる場所や込み合った場所でも車両のスピードを緩めない
・多くのインド人は日本人が思う程優秀ではない(あれだけ人口がいればそりゃあ優秀な人の1人や2人いて当然)
・味付けを香辛料に頼った料理ばかり食べて育っているので、味覚障害の人の数が多い(大抵無自覚だがインドから出ない限り困ることはない)
・世界一英語ができると思っているが実際は英語に似た何かを捲し立てているだけ(文章なんて書かせたらメチャクチャ・・・ということも)
・「相手の権利を侵害しない程度の礼儀作法」と「相手に媚びること」の区別が付かないので結果的に相手に失礼になる
・他人が譲歩してくれていることに気付かない
・他人の評価がもの凄く気になる(見栄っ張り)
・何でもドラマ仕立て
・身内に甘く他人への当たりがきつい
・暴力を想起させるものやグロ描写には寛容なのに性的なことに関してはヒステリック
・ベジタリアンの人が結構多いがその実態は単なる偽善
・白い肌にコンプレックスをもつ
・太っている方が金持ちに見えるからいいと思っている(子供が太っていないと親戚から「子供も満足に食べさせられない」と非難されるとか)
・結構単純(分かりやすいものを見せられると納得する)
・中流以上の人は「インドは見込みがないが先進国に移民すれば人生バラ色」と思っている節がある
・やかましい
・最近の経済効果で成金が台頭(インドの成金はお猿さんに札束を渡したような人が割と多い)
・保守的で変化に弱い
・「与えること・譲ること」と「降伏・服従」の違いが分からない
・すぐ「明日やります」とか「明日来て下さい」と言う(しかも「明日」は「いつかそのうち」という意味)
・ドタキャンが多い(単なるドタキャンならまだいいが相手に連絡せず、また連絡が取れなくなる)
・人に質問しておいて、相手が答えている途中で話題を変える
・すぐ悲劇のヒロインになりたがる(自分が一番尽力しているフリをする)
・由緒ある家の出身の人は育ちが良くインド人独特のアクが少ない人が多い(だだ、そういう層は人口が少なく、育った環境の良くない人の数に比べれば存在していないも同然)
・公私混同が甚だしい
・私情を挟まずに物事を考えられない(自分とそれ以外の区別がつかないので客観性がない)
・ナルシスト
・緻密な計画や計算が必要な場面でも毎回基本的な何かが抜けている
・視野が狭くいろいろな側面から物事を考えられない
・対人距離が短い(パーソナルスペースという概念が殆どない)
・プライバシーの概念が薄い
・プロや専門家を呼ぶだけ呼んでおいてその人たちの言うことを聞かない
・全席要予約の列車にまるで椅子取り合戦をしているかのように先を争って乗車
・1つの話題についてじっくり話ができない(気忙しいから?)
・「お金になる」「ステータスになる」と聞くと皆が同じものに飛びつく→関わる人が多くなりすぎて市場価値が下がり破綻
・家の中以外ではどこでもポイ捨てする
・権力者に対してはイエスマン
・つけあがる
・できもしないのに口だけは達者
・何十万人、何百万人に1人大天才がいる

2. インド人の取扱説明書(振り回されないために)
・よく「相手を理解するよう努めましょう」と云いますが、インド人を日本人その他の考え方で理解しようとしてはいけません。諦めて下さい。「歩く理不尽」だと思って下さい。そもそも他人を100%理解することなど不可能です。インド人に多くを望むこともやめましょう。インド人すらインド人に手を焼き、またインド人すらインド人を信用しません。インド人と関わるにつれて、日本人の抱くインド人のイメージが単なるファンタジーだと気付くことでしょう。

・相手に強く出ましょう。ざっくばらんに話をつけましょう。NOはNOと言いましょう。相手が幾ら我が侭を言っても駄目なものは駄目です。インド人はダメ元でいろいろな要求をしてきますが、ダメ元の割には食い下がってきます。はっきり「NO!」と言いましょう。でもただ押しを強くするだけではインド人と同じです。落ち着きと迫力が大事です。

・取引する場合は幾らか前払いを要求しましょう(未払いのまま逃げられるのを防ぐため)。また、インド人は支払い日になると連絡が取れなくなったり、「払います、払います」と言いつつ支払いを延期し続け、最後には同じく連絡が取れなくなったりするケースが多いです。また「これだけしかないので残りは今度払います」と言う人もいます。その後どうなるかはもうお分かりですね。基本的にクレクレ君というか、責任を果たさずにモノやサービスだけ頂こうという根性をしています。ただ、どこの国でもそうですが、ちゃんとしている人はちゃんとしています。

・相手が目に余る場合は上から目線で説教しましょう。先進国出身であることとそれに対する相手の劣等感を利用しましょう(ちょっと汚いやり方ですが)。先進国の人から「いかにインド人がなってないか」を指摘されると小さくなります。ただ、低い階層に属する人たちの場合はラリっていたり、「どうせ俺らなんか」と拗ねていたり、怒られることに対して免疫があったり、ボーッと無意識だったりするので、ちゃんと聞いてもらえるかどうかは不明ですが・・・。また低い階層でない人でも、「インド人はこういうもんだよ〜www(ヘラヘラ)」みたいな人がいたり、東アジア系はみんな自分たちより格下だと思っている人もいるので埒があかない場合があります。「だから世界中で嫌がられるんだよ」などと言ってみましょう。また、彼らは多数決に弱く、周りの大勢の人に注意されると大人しくなる傾向があります。

・日本人はお人好しなのでナメられやすいです。ビシっとしましょう。部下などは絶対甘やかさないようにしましょう。

・多くインド人(特に北インド人)は「礼儀や気遣い」=「格下である証拠」、「譲ること」=「弱さ」・「降伏」と受け取ります。譲るとプライドが傷つくんだそうです。その土地の民族にもよりますが。「お互い譲り合って礼儀正しく」というのはあまり通じません(身内同士でしかやりません)。社会での対人関係をヒエラルキーでしかとらえません。ワンコみたいなところがあります。理不尽な目に遭ったときは上から目線で接しましょう。粋がった若者の群れなんかが相手だと逆効果かもしれませんが(集団で粋がっていても単体では弱っちいですが)。また、特に若い世代や育ちのいい人なんかには気のいい人もいます。そういう人には普通に接して大丈夫です。

・相手があまりにアレな場合、猿を躾けるときと同様の扱いをしないといけないこともあります。人は本来平等に扱われるべきですし、人をそういう風に扱うことに後ろめたさを感じるのは日本人ならもっともなことですが、実際に複数のインド人と接すれば、時には割り切った接し方が必要な場合もあると分かります。こればかりはもう仕方がありません。人間扱いできない人がいるというのは辛いことですが、そういう人たちに変に同等意識や優越意識を植えつけるとあまりに強烈でこちらの身がもちません。そうしなくていい人たちばかりなら今頃もっと先進的な国になっているはずです。

・日本人が「できて当たり前」・「知っていて当たり前」・「分かって当たり前」と思っている最低レベルのことができなかったり分からなかったりするので、小さな子供のようにいちいち教えてあげないといけないことが多々あります。「できないと困ること」・「分からないと困ること」ができなかったり分からなかったりして、店や職場などが機能していなかったりすることもよくあります。本当です。でも本人たちはそれが当たり前なので機能していないという感覚がありません。教えてあげてもできなかったりやらなかったりします。いちいち言わなくても気付ける人たちだったら、今頃世界から賞賛される国になっているはずです。不用意に仕事を発注するのは考えた方がいいかもしれません。また、日本人はすぐ「空気を読め」「察しろ」などと言って相手に対しての説明を怠り、意思疎通の努力をせず内輪で文句だけ言う傾向があるので気をつけましょう。

・多くのインド人はお世辞にも優秀とは言えません。また、学校教育では教える科目が偏っている(州や学校にもよりますが)こともあり、教育を受けた層であっても一般的・基本的な知識が著しく欠如しています。偏った学校教育で詰め込まれたこと以外知らないので、物事の関係性が見えず、従って自分の専門分野であっても低い水準の知識・スキルしかない人が大勢います。またインド人は客観的思考力も高いとは言えないので、彼らに向いていない分野は多いと言えます。要領が悪くて準備や計画の詰めが甘い点もビジネスその他においては裏目に出ることが多いです。どう見ても準備・計画が整っていないのに衝動的あるいは強迫的に実行に移して、もう始めてしまってから「あれが間に合っていない、これができていない」となって結局グダグダになるということが日常茶飯事です。視野が狭く、物事を客観的・多角的に見ることができないことが一因です。日本企業がインドに進出する際、彼らが本当に戦力になるか慎重に考えて臨む必要があるでしょう。

・店などでお釣りが間に合わない場合、お釣りの額が1〜2ルピー違っている場合があります。インドでは割と普通なので「お釣りをごまかされた!」とびっくりしないようにしましょう。逆にこちらが支払うとき、小銭が足りなくても1〜2ルピーならまけてくれることもあります。良くも悪くもいい加減です。

・ものの貸し借りに注意しましょう。借りたものを返さない人は日本人にもいますが、インド人はもっと返しません。インドでは誰にでもものを貸してはいけません。特に中流の中〜下くらいの層には気をつけましょう。つんつるはちょっと貸した筆記用具を何度もパクられました。人の家に遊びに行って気に入ったものをネコババする人もいるそうです。

・日本人のやり方は人間関係を構成する人たちがある程度節度や立ち位置を弁えている場合にしか機能しないことを頭に入れておきましょう。節度がなければインド人であっても日本人であってもこれは同じです。

・インド人男性には「非インド人の女性はセックスに開放的で、また自分の属する社会の人間ではないので何をしても許される」というファンタジーを抱いている人が結構います。女性はインド人であっても痴漢などに遭うので、「何をしても許してくれる外国人」となると尚更です。セクハラされた場合など、相手が図に乗ってどうしようもない場合は大恥をかかせましょう。勿論人前でです。人にどう見られるかを気にするインド人には効果大です(ただし逆上されない範囲で)。またインド人は孤独に弱いので相手を一定期間ハブるという手もありますが、それで相手が反省するかどうかは微妙です。「自分は虐められた!被害に遭った!」と言い出す可能性があります。セクハラや痴漢に関しては、ヒンドゥー教徒よりイスラム教徒の方が貞操観念がしっかりしているようです。ちなみにインド人女性はガードが固いというか、「貴方は大丈夫!」みたいな容姿や年齢の人でも痴漢やレイプの心配をしていたりします。

・インド人のうち、先進国の人の考え方の影響を強く受けていない(インド人根性が残っている)人には、余程信用できる真面目な人物でない限り大きな権限や権力を与えないようにしましょう。一部の日本人のように威張ったり私利私欲に走ったり暴走しやすいです。しかも公私・自他の区別ができないので日本人よりたちが悪いです。特に上昇志向・権力志向の強い人は人の上に立つと、我が世の春とばかりにいろいろ勘違いして「イタい異常行動」が増えやすいです。インドはまだ皆に公平に機会を与えても物事が機能するという段階に達していません。かといって、彼らを責任ある立場に就けないでいると今度は拗ねるんですが・・・。

・少なくとも北インドでは、昔から侵略者が多く、また追い剥ぎみたいなのもいたそうで、限られたものを奪い合うという余裕のない土地柄だったためか何事においても身内を大切にし家族単位でかたまって行動するのが道徳的に正しいこととされ、肉親や親しい人には甘く他人に厳しい利己的な気質が出来上がりました。「他人は信用ならないから身内だけでシェア」→「自分と身内さえ良ければ他人はどうなってもいい」→「他人は信用ならないから(以下略)」という無限ループが今も続いています。

・インド国内で、ミドルクラス以上向けの店などでは入店のときにガードマンやドアマンがバッグなどの荷物を預けるように言ってきます。預けてもいいですが、彼らは何かあっても責任を取る能力がありません。せいぜいクビになるくらいで、弁償なんてとても無理でしょう(店が弁償してくれるかどうかも分かりません)。女性などを除いて、バッグなどの店内持ち込みは原則禁止だったりしますが、「大事な書類が入っている」とか「貴重品が入っている」とか理由をつけて持ち込ませてもらいましょう。つんつるは店のガードに荷物を預けたら、バッグに何やら書き込まれてマネージャーを呼んだことがあります。しかもマネージャーがその箇所をウェットティッシュみたいなものでガシガシこすって跡が残ってしまいました(物の扱い方が日本人と比べて異様に雑で乱暴なのも多くのインド人に共通しています)。

・ものを書き留めない人が多いので、力づくでもメモや記録を取ってもらいましょう。無能だと思われたくないのか、それとも怠け者だからなのか、インド人はメモや記録を残さない人が多いです(商店などはまた別)。「覚えた」と言っていても思い出す必要があるときにはもう忘れています。また、インドの学校では口頭で授業をすることが多いようで、覚えきれないことをメモする習慣がない人が多いです。大学になったら当然メモを取らないといけませんが、習慣がついていないのでメモを取れない学生もいます。そういう人が社会に出て働いています。メモや記録を取る必要性を実感してもらうようなことをする必要があります。読み書きできない人は仕方ありませんが。

・属する階層が高くない人などは特に、考えて物事を処理する訓練や注意力・集中力を養う訓練ができていないので、なかなか言われたことを言われた通りにできなかったりします。できていても最初のうちだけで、少し経つと教えられたことが抜けてしまいます。同じことを定期的に繰り返し教えましょう。また、監視されていないとちゃんとできない人もたくさんいます。監視すると手を抜けなくなるのであからさまに不機嫌になったりします。金持ち高カーストの人はそこまでひどくはありませんが、それでも日本人の平均に比べるとがっかりレベルかもしれません。

・目的を達成するために何をどうしなければいけないのか考えられない人が多いです。物事は「自分がどうするか」で決まる部分が結構大きいですが、彼らは「既に準備されたものを貰う、もしくは手に入れる」という発想しかありません。「自分が行動する」という概念が薄い人が多いです。優秀な人は当然こういうことまで考えていますが、そうでない場合は時間をかけて訓練するか、諦めて日本人(もしくは他の外国人)が彼らの頭脳になるしかありません。中身がないのにみなぎる自信やプライドを持て余す人が多いです。

・おハイソな層はともかく(でもあまり変わらないかも)、日本人の想像を絶するほど雑で手抜きです。がさつです。インド人には頼まない方がいいこともあります。

・旅先(特に観光地)で物乞いにお金をあげると、周りにいる同じような人が自分も貰えると思って大勢群がってきて動けなくなります。気をつけましょう。親が子供に物乞いさせているケースもあります。またマフィアなどが拉致した子供の手足を切断して物乞いをさせている場所もあります。

・相手が言い逃れできないように証拠はきちんと取りましょう。証拠を目の前に突きつけられても非を認めない人もいますが、証拠があるのとないのでは大違いです。また日本人はお人好しの人が多いので、人の同情を誘うような言い訳に注意しましょう。どこまで本当なのか怪しいです。向こうは口が達者ですが簡単に信用してはいけません。

・インド人と会う約束をしたときなどはインド人側が約束を守らないことが多々あります。しかも現れない相手にこちらが連絡しようとすると連絡が取れなかったり、取れても言い訳をしてキャンセルしたりします。こちらが招待されて指定された日時に相手方を訪問すると「今日はだめ」と言われたりします。会えもしない人のために時間を無駄にせず、約束はしなかったものとして自分のために時間を使いましょう。本当に会う気があれば相手から確認の連絡が来るはずです。もし相手が本気で会うつもりだったのにこちらがすっぽかしていた場合は「インド人は皆約束を守らないのかと思った」「約束を守るインド人に出会う確率が低いので普段はインド人との約束は無視することにしている」などと相手に言ってあげましょう。また、約束の日時に現れず、後日気まぐれな日時にアポなし訪問されることがありますが無視するか断りましょう。こちらが折れた方が早いかもしれませんが、向こうのやり方に合わせたら向こうはそれでいいんだと本気で思ってこちらばかりが振り回されることになります。

・列に割り込まれたり理不尽な扱いを受けそうになったらすかさず注意しましょう。説教しましょう。何も言わないのはいけません。場合によっては責任者を呼びましょう。

・店やオフィスなどで担当者がダメダメな場合は迷わず上の人に話をつけましょう。また大騒ぎすれば案外何とかなったりもします(保証はしませんが)。

・「明日やります」と言われたら具体的にいつなのかはっきりしてもらいましょう。インド人の「明日やります」は大体において「今日はやり(たくあり)ません」という意味です。相手は適当なことを言ってその場をやり過ごそうと思っているか、相手本人が呆けて自分の言ったことを忘れているか、あるいはまともに考えて発言していないかのどれかです。また、「やるやる詐欺」に引っかからないようにしましょう。「○○日にやります」と言われても、そのまま信用せずに二手も三手も先回りしておく必要があります。

・少なくとも北インドでは上の世代の人は用事を頼まれたとき、できないことはできないと言っていたそうですが、若い世代は断るのが苦手なのか、口だけ「やります、やります」と言っておいて実際にはやらない(「ゴーリー」)という人が増えてきたそうです。相手がこの手の人だった場合、相手の言葉を信じて待っていても無駄なので気をつけましょう。

・メールは返事が返ってこない場合が多々あります。相手からの反応が必要な場合は電話の方が確実です。電話に出ない場合もありますが。

・インド人は間違い電話がとにかく多いです。かけた番号が間違っていても「すみません」とも言わずにいきなりブチッと切ります。こちらには名乗らせようとしますが向こうは名乗りません。またこちらが「間違い電話ですよ」と言うと、逆ギレする人がいたり「そんなことはないはずだ!」と言う人がいたりします。同じ人から何度も何度もかかってきたりして鬱陶しいかと思いますが適当にあしらっておいて大丈夫です(というか、「間違い電話です。それではさようなら」みたいな感じで一方的に会話を強制終了しましょう)。また、相手から不在着信などがあってこちらからかけ直すと、電話に出なかったりブチッと切られたりします。大事な用事だったら向こうからまたかかってくるはずなので、これも無視して大丈夫かと思います。もちろん誠実な相手には誠実にしなければいけませんが、失礼な相手には失礼な対応で十分です。いちいちまともに構っていたらきりがありません。

・権力を振りかざす役人などに困ったら、自分が相手よりも重要な人物であること、或いはもっと偉い人やマスコミとのコネがあることをほのめかすと結構効果的です。相手が下っ端役人の場合は、相手に大した権限がないことを思い出させてあげるのも彼らを撃退する1つの方法です。マスコミにタレ込んでスキャンダルにしてもらうと大ダメージを与えることができますが、効果は一時的なもので、マスコミが報道しなくなってから復讐されることもあるそうなので気をつけましょう。こちらに落ち度がなければ、わざわざ仕返ししなくとも相手は自然と落ちぶれていくものです。

・インド人の中には相手のことをなめてかかり、蔑ろにする人がいます。そういう人は一度泣かす勢いで噛み付いてやると次から大人しく言うことを聞くようになります(本当に歯で咬んではいけません。念のため)。

・相手が話を遮ったり喋り続けたりする場合は自分の発言する順番を守るように言いましょう。インド人のマナーが他国でいかに悪名高いか教えてあげましょう。黙らせることが無理な場合は適当に喋らせておきましょう。一通り喋り倒して気が済んだら勝手に静かになります。

・真っ白い服はインド人にとってお葬式を彷彿とさせ、嫌がられることがあります。当然お葬式では白い服を着なければならず、またシチュエーションによっては白い服はふさわしくありません。でも男性などは冠婚葬祭関係なく上下真っ白のクルタパジャマ(ラフな伝統衣装の一種)を着て普通に歩いている人も見かけます。その辺のところどうなっているんでしょう???謎です。ちなみに最近はお葬式のドレスコードについて昔ほどうるさく言われなくなっていて、昔は上下真っ白の服で出席していたそうですが最近は白っぽい服なら少しくらい他の色が入っていてもいいそうです。また上半身に白っぽい服を着ていれば下半身はジーンズなどでも良い場合もあるそうです。これは北インドの例ですが南インドではどうなんでしょう?

・インドの法廷は人口が多い分訴訟も多く、またまともに機能していないので、国やVIPにとって余程重要なことでない限り裁判の順番が回ってくるまでに気の遠くなるような悠久の時間がかかります。裁判が行われるまでに時間がかかりすぎて、親が起こした訴訟を親の死後に子供が引き継いでいる例がよくあります。個人や会社を訴えようと考えていても、裁判はすぐには事実上不可能なので、コネを通じて権力者に相談するなど、他の手段を使いましょう。また、法廷のコメントは風見鶏的で、インド政府が何か言う度にコロコロ変わります(要するに法と政が癒着した状態)。また、銀行などから明らかに不当な理由で訴えられたりする人もいるようなので気をつけましょう(そういうのに限ってすぐに出頭を命じられたりします)。

・インドでは法律やルール、手続きの流れが曖昧だったりテキトーだったりして、人によって言うことが違います。事実上、目の前にいるカウンターの職員やお巡りさんの言うことが法律でありルールです。手続きなども担当者がそれでいいと言えばそれで良く、また担当者がダメと言えばダメです。要するに、実質法律やルールはなく、担当者の気分次第なところがあります。また担当者が相手(貴方)のことを個人的に好きか嫌いかどうでもいいか、コネがあるか、その時仕事をする気があるかどうかで話が大きく変わってきます。仕事中であってもです(公私の区別がついてないところがありますから)。相手次第なのでゴリ押しして何とかなることもあります。

・「困ったらとりあえず上から目線」です。インド人は「人に上から目線の態度を取ったり苦情を言って怒鳴りつけたりするくらいだからこの人は重要な人に違いない」と考えます。時と場合にもよりますがその辺のインド人を黙らせるにはそれなりに効果があります。また相手が上から目線のときもひるんではいけません。「俺は○○(VIP役職名)だぞ!」などと言って威嚇してくる人もいますが大体は嘘です。騙されそうになったら「そもそもVIPがこんな場所でこんなことをしているだろうか?」と考えてみて下さい。相手が上司や年上の人だったら・・・上から目線は無理でも強く押してみるとか、何か方法がありそうです。こちらがインド人より優秀な先進国出身の部下であることを強調すればいいかもしれませんが、何かにつけてお手本的な行動を期待されそうな気もします。とにかく、こちらが相手に屈さず、相手を尻に敷く勢いで上位に立つことが有利にはたらきます。相手の立場にかかわらず、インド人1人に対してこちらが人数で上回ることで優位に立つという手もあります。相手に「まだ勝てるチャンスがある」と思わせてはいけません。

・インド人のしたことやしなかったことに対して「なぜ?」と問い質してはいけません。マシンガントークならぬマシンガン言い訳を延々と聞かされます。言っていることが本当かどうかも分かりません。こういった地雷ワードは避け、インド人部下には口答えさせない方向で接しましょう(ただし拗ねられないように注意しましょう)。また、インド人が「できる」と言っていることに対しては「なぜできるのか」、「どうやって実行するのか」を詳細に問いましょう。こちらのことをごまかしがきくと思わせてはいけません。

・日本人のうち、インドに駐在するような人はたぶん、インド人の多くよりも知能がずっと高い人が多いでしょう。インドに住んでいるうちに、だんだん周りのインド人が幼稚で間抜けに見えてきて、彼らと接する度に大きな幼稚園児に話しかけているような気分になりドン引きするかもしれませんが、グレないようにしっかり自分を保ちましょう。

・インド人の扱いに慣れすぎると副作用として性格が著しく悪くなる恐れがあるので気をつけましょう。引きずると日本社会その他での人間関係が悪化するかもしれません。実際、インド人の扱いに慣れているインド人には日本人から見て性格の悪い人も多いです。日本ではお互い譲れるところは譲り合ってなるべく摩擦がないようにすることを前提として生活が成り立っていますが、インドでは皆やりたい放題で他人が自分の取り分を常に狙っていることや他人が迷惑をかけてくることを前提として生活が成り立っています。成り立っていないと言うべきでしょうか・・・。

3. その他豆知識
・インド人の男性皆がターバンを巻いているわけではありません。インドの写真を何枚か見ればターバンを巻いていない人が写っているはずです。ターバンを巻くのはインドでは少数派のシーク教徒などだけで、最近はシーク教徒でも巻いていない人もいます。シーク教徒の多くはインドの北西部に住んでいて、地域や宗派などによってターバンの巻き方が違います。元々ターバンはシーク教を信じる同志を識別し仲間意識を高めるためのものでした。しかし、ターバン自体の歴史はシーク教よりも古いので、結婚式などではシーク教徒でない人が晴れ衣装の一部としてターバンのようなものを巻いている場合があります。

・インドは地方ごとに民族や言語が違っていて、「こんな国」と一言で説明するのが難しいですが、近い民族ごとに大まかに分けると北インドと南インドに分かれます。

・カリー(カレー)は「炒め煮にしたおかず料理」の総称で、日本の「カレーライス」のような特定の料理のことではありません。インド人が毎日同じ料理を食べているわけではありません。そんなことしたら飽きます。そもそもインド人はカリー(カレー)という言葉をそんなにしょっちゅう使いません(しょっちゅう使うのは外国人に料理の説明をするときくらいです)。

・インド人は毎日ナーンを食べているわけではありません。北インドでは日常的にはロティ(チャパティ)やパラタといった無発酵のパン類を食べ、ナーンは主に外食やお祝いの席などで食べます。ナーンはロティなどに比べて手間がかかりますし、普通の家庭にはナーンを作るための釜(タンドール)がないからです。他にはライスなども食べます。南インドにはライスの他、ウタパムやアッパム、ポロタなどといった南インドの主食があります。ちなみに、「タンドール(tandoor)」(「釜」)に語尾をつけて「タンドーリ(tandoori)」にすると「釜の」とか「釜焼きの」という意味になります。「タンドリー」ではありません(日本のインド料理店で「タンドリー」と表記している店がありますが、日本人がそう書いているから見よう見まねでそうしているだけだと思われます)。

・カーストは主にヒンドゥー教徒のもので、ヒンドゥー教社会は生まれの身分、職業身分、経済力、社会的影響力など、幾つもの要素が複雑に絡み合ってヒエラルキーが成立しています。

・インドでは軽犯罪は割と目につきますが、凶悪犯罪は少ないです。

・普通のインド人は一見マナーが全くないように見えますが、例えば目上の人を敬うのは絶対とされています。このことについて「世界に誇れるインド人の美点」と言うインド人もいますが、つんつるの知る限りでは、見かけ上の権威に拘り、自分より立場が上の人が怖いだけの人が多いような気もします。敬意云々は表面上だけで、相手を尊敬・尊重しているようにはとても見えない人がかなりの割合を占めるような・・・。何と言うか、真心がないんですよね。真面目な人はともかく。ちなみに、目上の相手に挨拶するとき、手で相手のつま先にタッチしてその手を自分のおでこに付けるというやり方があります(寺院でお参りするときの作法とほぼ同じ)。この挨拶は「私は貴方ほど偉大ではありません/貴方は私とは比べ物にならないほど偉大です」という意味が込められています。挨拶される側の人は相手の方に軽く手を置きます。また「私なんかそんなに大した者じゃありませんよ」「そんなにかしこまらなくていいんですよ」と自分のつま先に手を伸ばす相手を制止したりもします。以前、ローマ法王に対してこのスタイルの挨拶をしたインド人が欧米で珍しがられてニュースになっていました。

・人の家やオフィスを訪れると、紅茶や激甘ジュースなどがよく出てきます。インド人は甘いものが大好きですが、日本人には甘すぎるかもしれません。人の家で飲食を勧められたときは「さっき飲んできました」とか「いえいえお構いなく」などと言って断るのが通例です。断っても相手はこちらのことがよほど嫌いでない限りまた勧めてくるので、頂く場合は何度か断ってから頂きましょう(この辺は日本と似ています)。勧められるや否や「はい、下さい」というのは失礼だとされています(少なくとも北インドでは)。またどうしても食べたくないもの・飲みたくないものは「甘いものはあまり飲まないので」などと言い訳して断りましょう。飲食物が既に用意されていて、目の前に出されてから「いかがですか」と半強制的に勧められる場合もあります。また、外国人ルールが発動して嫌なものを食べたり飲んだりしなくても済むこともあります(いかにも不慣れな風を装うのがコツですw)。暑い日には水もよく出されますが、慣れない人はお腹が痛くなるかもしれないので安全かどうか確かでない場所では飲まない方がいいでしょう。

・ヒンドゥー教は実は2つの異なった宗教で、北インドのヒンドゥー教と南インドのヒンドゥー教があります。どちらも名前は同じですが中身が違うそうです。

・牛肉を食べてはいけないのは、よく知られている例ではヒンドゥー教徒とベジタリアンであるジャイナ教徒だけです。シーク教徒の中には他の宗教を尊重して牛肉を食べない人もいます(ベジタリアンの人は当然食べませんが)。イスラム教徒やキリスト教徒は食べても問題ありません。ちなみにインドでも牛肉を売っている場所はあります(但し殆どは水牛の肉)。ただ、牛肉の流通には州の法律などが絡んでいて面倒です(インドの法律は一部ヒンドゥー教に乗っ取られているため)。聖なる動物と言っておきながら、牛乳を生産する農村では生まれた子牛が乳を出さないオスだったら毒草を食べさせて「自然死」させたりもするんですが。また牛、牛とうるさいのは北インドで、南インドではそれほどでもないようです。

・イギリス時代はイギリスが悪の権化のように言われていましたが、インドがイギリスから独立してからインドの行政はガタガタでグダグダになり、インドを独立に導いたガンジーを批判する人が増えたそうです。ガンジーが関係ないようなことまでガンジーのせいにされています(汗)。外国人がやっていたことをインド人が引き継いだ途端にダメダメになってしまう例はたくさんあります。

・日本では「インド式かけ算」が話題になってましたが、少なくともインド全土の学校で普遍的に教えられているものではありません。つんつるの友人なんて計算できなくて普通に電卓使ってます。ごく一部では教えてるのかもしれませんが。そもそもインド人は読み書きも簡単な計算もままならない人の方が多いですし。理数系の人は数字に強いですが理数系ですからそうじゃないと困ります。商売をやっている人なんかも毎日お金の計算をしているので計算は速いです。って当たり前か。

・インド人の教育水準の高さがよく話題になりますが、実際はピンからキリまで様々です。2009年のOECD国際学力調査(PISA)ではタミル・ナドゥ州とヒマーチャル・プラデーシュ州がインドの威信をかけて参加しましたが、結果は73カ国中72位でした。この惨惨たる結果にインド政府は「もうPISAなんか参加しないもん」と拗ねてしまいました。この2つの州が選ばれたのは「学校教育が広く行き届いているから」という理由だそうです。ただ、タミル・ナドゥ州についてはよく知りませんが、ヒマーチャル・プラデーシュ州は学校施設が多い割に教育水準が著しく低いことで近隣の州では有名です。最近は子供の教育にお金を使う余裕のある家庭が増えてきたため、インドのあちこちで私立の学校・大学がたくさん開かれ、ある種のビジネスになっています。こうした学校施設は平凡な学力の子供に何としてでも学位や資格を取らせたい親たちから大きな需要があります(いわゆるディプロマ・ミル)。またこの手の私立学校にはいわゆるキラキラネームがついていることがよくあります。真面目に考えているんでしょうか?実在例としては「ラブリー・プロフェッショナル・ユニバーシティ」や「ドルフィン・カレッジ」などがあります。学生が他国の同年齢の人たちに比べて精神的に幼いこともあり、Fランとはいえ大学なのに制服があったりします。インド国外で頭脳を活かして第一線で活躍しているような人はインド人の中でも飛び抜けた少数の人たちです。

・キラキラネームと言えば、最近「ハッピー」とか「ラッキー」、「スウィーティー」、「ラブリー」とかペットにつけるような英語名をもつインド人も目立つようになってきました。

・インドで人気のある学問分野は医学、法学、建築学、IT、経営学などです。学生よりもその親に人気があります。子供が自分で進路を決めるのではなく、親が子供の小さなうちから「将来は○○になりなさい」と洗脳することが多いです。これらの分野が人気の理由はインド人にとって分かりやすい現世的な利益・ステータスに直結するからです。要するに、学問として人気があるわけではなく、お金が儲かると思われているから人気があるわけです。これ以外の分野を学んだ人は微妙に負け組扱いされ、親族から陰口を叩かれることになります。人文系の分野などは文学などを除き、教える内容が時代遅れだったり開講している教育機関が少なかったりします。こういった分野ではインド国内での研究もあまりなされておらず、インドに関する内容でも外国の方が研究がさかんという有様です。また人気の分野にはトレンドがありますが、他の人がやっているものに「自分も」と飛びつく傾向があります。その結果、その分野に携わる人が増えすぎて破綻し、他の分野に人気が移るということを何年かごとに繰り返しています。最近の例では、ITを学んでエンジニアになる人が増えすぎたため、大勢のエンジニアが職にあぶれたり生活できないほどの給料しか貰えなかったりするようになりました。ここ数年は経営学修士(MBA)を取る人が急増し、皆口を開けばMBA、MBAです。雇えるレベルかどうかはまた別の話ですが。

・インド人の多くは野外で用を足して水でお尻を洗います。トイレで用を足しトイレットペーパーを使うのはある程度お金をもっている人だけです。午前中に電車に乗ったりすると線路脇の畑や野原でン〜コしている人が窓からたくさん見えます。目が合います。またトイレットペーパーではなく水でお尻を洗う人が多いため、いわゆる平民が多い場所ではトイレにもトイレットペーパーがなく、代わりにプラスチックの小さな手桶のようなものが置かれていたりします。更に、「平民」の男性はどこでも立ちションするので、街全体がオシッコ臭い場所もあります。

・日本ではインドは常夏の国だと思われていたりしますが赤道にはまだまだ届かず、また北の方ははっきりした冬があります。南インドなんかは一年中暖かいですが、北に行くほど冬が冬らしくなり、ジャンム・カシミール州やヒマーチャル・プラデーシュ州、ウッタラカンド州などでは普通に雪が降ります。ちなみに、ムンバイ在住の人の話では、暖かいムンバイで育った人は気温が20℃あたりまで下がると早々にマフラーなどで防寒するようです。

・インド人で英語の上手い人は人口の中でもごくごく僅かです(その僅かな人たちは大抵現地語より英語の方が得意で、彼らだけのコミュニティをもっています)。「英語が話せる」と自己申告するインド人の多くはもの凄く訛っているのに、外国人に「訛ってるね」とか「あんたの英語は正統なイギリス英語ではない」とか平気で言います。また一見流暢そうでも実は片言で、よく聞くと冠詞が抜けたり文法がおかしかったりするはずです。文章を書かせれば更に顕著です。英語ができると言っても結局中途半端だったりするので不躾な言葉遣いをされてもびっくりしてはいけません。インド英語はヴィクトリア朝時代の英語(しかもスコットランド英語の影響強し)とそれぞれの人の出身地の言語などが融合したもので、英語とは別の言語と言っても差し支えありません(接触言語の一種)。また、インド英語は1つの言語ではなく、こうしてできたたくさんの言語の総称です。インド人にはイギリス英語だと思っている人も結構いますが少なくとも現代の標準的なイギリス英語とはかけ離れたものであることが多く、また最近はアメリカ英語の影響も強いです。「イギリス英語」だと主張しているはずなのにイギリス英語が通じないことがしばしばあります。単語が出てこないときは平気で現地語の単語で補います。ヒンディ語話者などは普段からヒンディ語にインド英語を混ぜすぎて、ヒンディ語とインド英語の区別が付かなくなっている人も結構います。また、英語の流暢な人は本か何かで覚えた古めかしい書き言葉で会話する傾向があります。凝った言い回しを使う割に発音がメチャクチャだったり、存在しないはずの(勝手に作った)単語を使ったりもします。ただ、インド英語の話題はインド人のプライドやアイデンティティに関わるので、少なくとも無難な話題ではないでしょう。でもインド人もいつかは受け入れないといけない事実ではあります。

・「ヒンドゥー語」などという言語はありません。「ヒンズー語」も存在しません。正しくは「ヒンディ(ー)語」です。宗教は「ヒンドゥー教(ヒンズー教)」です。

・昔から、インドでは親や祖父母が子供の人生を全て決めてきました。家庭内で個人として行動することは「我が侭」「自分勝手」「けしからん」とされてきました。また、「家族こそが重要なものだから他の誰よりも優先しなさい」と教えられてきているので、自分と身内さえ良ければいいと考える風潮があります。自分たちさえ良ければいいので、何かしたいときは他人を押しのければいいし、欲しいものは他人から横取りすればいいし、都合の悪いものは他人に押し付ければいいという考え方になり、当然公共の場での振る舞いは他の国では受け入れられ難いものになります。インド人が自分や内輪のことだけしか考えず、また自我が不完全で自分に関係あることと自分が口を挟むべきでないことの違いが分からないのはこういった因習のせいではないかと思います。

・インドの店や職場などではカーストや訓練度によって分業がなされており、オフィスならパソコンに向かって仕事をしている人、お茶入れ係、床拭き係、床以外の掃除係、ドアマンなどがいます。低いカーストの人は経済力のない人も多く教育や職業訓練の機会が少ないので、カーストと訓練度はある程度一致します。また、仕事内容によっては特定のカースト以外の人がやりたがらない仕事もあるので(床掃除やトイレ掃除など)、そういう場合はそれ専門のカーストの人が雇われていたりします。経済力のある層ではカーストが違っても皆同じように教育を受け就職するようになり昔ほど問題ではなくなってきましたが、社会の大多数がヒンドゥー教徒なので、最終的にはカーストの話がついて回ります。姓を見ればカーストが分かるので姓を使わない人も多いです。姓があるのかすらよく分からない人もいますが。

・インド人でもいわゆる良家(お金持ちとはまた別)の子女は大人しくそれなりにマナーがあり、またそれほど自己主張しない傾向があります。最近は貪欲で自己主張が強く騒がしいミドルクラスが台頭したため、その陰に隠れて発言力を失いつつあります(声がかき消されていると言った方が正解かもしれません)。インドのミドルクラスのうち、最近急増した新興ミドルクラスの人々にとっては、ミドルクラスの地位を得るというのは偉業であり、成し遂げたという自負があるため、自分たちは今やハイクラスで誰よりも偉くてノリに乗っていると考えています(ハイクラスの人たちと接点がないので存在を知らない)。儲けたお金でついでに育ちの良さも買えればどんなにいいことか・・・。

・インド人でもインド以外の世界を知っている人は日本人でもつき合いやすいです。そうでない人はインドの生活が自分の世界の全てなのでインドが全てにおいてナンバルワン(No.1)だと言って憚らない人が多いですし、日本人などから見ると何かにつけてアクが強く、わがままで規律もなくめんどくさい人が多いです。先進諸国ではインド出身のインド人が嫌がられている場面も見かけます。また、外国に出た人や外国育ちの人も、自分や親の出身階層が中〜下流だと、一見垢抜けていても結局はインド人なんだなあと思わされます。

・インド人には押しの強い人やあくどい人、自己中心的な人がたくさんいますが、そういう人たちは人の大勢いるところでもみくちゃになりながら限られた物資や利益をどうにか確保しなければならないという生活をずっとしてきたので、そうなるのも仕方ないのかもしれません。全席指定席の列車(お金に余裕のある人向け)に先を争いながら搭乗するミドルクラスの人たちを見ました。お金を儲けて庶民からミドルクラスとなった今も、それまでの行動や思考のパターンは簡単には変わりません。

・男性はズボンの上から股間を弄る人が結構います。おハイソな人はそうでもないですが、その辺のどこにでもいるような人たちは大抵人のいるところでも股間を弄ります。だから何だという話ですが、他の国の人が見るとびっくりする光景です。

・インド人は相手に同意するとき、首を横に振ることがあります。日本人などはそういうとき首を縦に振るのでインド人と会話していて混乱することがありますが、否定ではなく同意のサインです。外国文化の影響の強い人はそうでもなく、また外国慣れしている人は外国人に合わせてくれている場合もあると思いますが、よりインドらしい環境で育った人は首を横に振る人が多いです。

・インドには「ホーリー」という大規模な祭り(毎年3月頃)があり、公共のスペースは勿論、学校や職場などでも誰彼かまわず色のついた粉をかけ合って盛大に祝います。2011年は東日本大震災の見舞いのため、ホーリーが自粛された学校や職場もありました。ちなみに、昔はホーリーは下々の者たちの品のない祭りとされ、良家の子女はホーリーをあまり盛大に祝わなかったそうです。色粉を使うようになる前は、泥合戦みたいな感じだったのではないかともいわれています。

・インドは織物工業が有名で、街角の店などでは繊細な美しい布がたくさん並べられて売られているのを見ることができます。あの雑なインド人がこんなに緻密な織物を作ることができるのが不思議です。「訓練すればできるけどやらない」ということなのかもしれません。

・東京発ムンバイ行きの飛行機ではムンバイに着陸する直前に機内の消毒が行われます。どちらかというと、「東京発ムンバイ行き」ではなく「ムンバイ発東京行き」の飛行機を消毒した方がいいと思いますが・・・。インドの航空法では日本からインドに着陸する飛行機は全て消毒することになっているらしいんですが、全ての便で行われているわけではありません。やったりやらなかったりするなら法律とは呼べないと思うんですが。まず法律の内容自体に突っ込みどころがありますし、しかも守ったり守らなかったりして、まあインドらしいと言えばインドらしいですが、もやもやが拭いきれません。



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